使いこなし編では、自宅Wi-Fiの電波状況を良くする方法を解説しているが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策から、リモートワーク体制で仕事をしたり、そうでなくても自宅にこもる機会が増えている。急きょ自宅でインターネット接続しなくてはならない事態になっている家庭も多いことだろう。
そこで今回から特別編として、光回線を自宅に用意していない家庭で、自宅にPCやゲーム、動画視聴用のインターネット回線を用意する方法を実践することにした。主にモバイル回線を使ったインターネットへの接続方法だ。
「自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ! 使いこなし編」連載記事一覧
リモートワークではPCの利用が前提に
スマホがネットに繋がっていればOKと思いがちだが、最近ではWi-Fiに接続して使うIoT機器などの情報家電や、ゲーム機など、とても多い。
スマホでとりあえず情報収集をするには問題ないが、業務などの作業にはPCが便利だし、リモートワークでのビデオ会議などでも、多くの場合でPC活用が前提となるだろう。
こういった場合には、家庭でもWi-Fiや有線LANでインターネット回線をPCへ接続する必要がある。ベストなのは、光回線を開通させてしまうことだが、新生活を始める新年度の開始時期と、在宅勤務の拡大による空前のリモートワークブームが重なり、新規の回線開設工事は混み合っている。
こうした状況でも即ネット回線を開通させたいなら、モバイル回線を使うのが圧倒的に早い。そこで、これから数回に分けて、モバイル回線を家庭の固定回線の代わりに活用する手法を考えていこう。
もし、光回線の接続について知りたい場合には、本連載『自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!』の第1回から読み進めてみて欲しい。本格的に長期間、家庭でインターネットを使い続けたいなら、モバイル回線ではなく光回線を導入した方が断然快適ではあるからだ。
モバイル回線をWi-FiでPCと共有する3つの方法とは?
さて、モバイル回線をWi-Fiで共有するには、大別して3つの方法がある。まず、スマホをそのまま使う方法。そして、モバイルWi-Fiルーターを別に用意する方法として、据え置きと持ち運び向けの2つがある。
「え! スマホが使えるんなら、スマホだけでいいじゃない」と思うかもしれないが、そう単純ではない。ご存じのように、高速通信で使える「ギガ」には、契約により制限容量がある。家庭でPCを含め機器を複数繋げて使えば、容量の制限に達するのはあっという間なので、その分、大容量かつ安価なデータ通信契約をしておく必要があるからだ。
その上、1台のスマホに繋げられる子機の台数も、モバイルWi-Fiルーターより制限がキツい。そもそも使用中のスマホを室内とはいえ持ち歩きしながら、ほかの機器を接続し続けておけば通信が安定しない。どこかに固定させておいたほうが断然使いやすい。
さらに、バッテリーの消費が激しくなるので、電源ケーブルの接続も必要になるだろう。Wi-Fiといっても5GHz帯の電波で共有ができないモデルも多い。こういった理由から、しっかり使うには、モバイルWi-Fiルーターを用意しておいた方が快適なのだ[*1]。
[*1]……もちろん、古いスマホとデータ通信のみを契約したSIMを別に用意して活用するという考え方もあり得る
モバイルWi-Fiルーターは、ネットから注文と契約を行い、自宅に機器さえ到着すれば、設定後すぐにネット回線を使い始めることができる。
その一方で、とにかくスグにでもネット接続をしなくてはならない人にとって便利なのが、スマホのモバイル回線をWi-Fi経由で利用する「Wi-Fiテザリング」だ。この方法は次回、モバイルWi-Fiルーターの使い方は、その後から詳しく解説していきたい。
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April 16, 2020 at 04:00AM
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【使いこなし編】第23回:リモートワークで必須のPCでスマホのモバイル回線を使うには? - INTERNET Watch
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