2020年4月8日、延びに延びていた楽天モバイルが正式にキャリアとしてサービスインした。300万人限定で、データ通信無制限のプラン「Rakuten UN-LIMIT」にかかる月額2980円の利用料を無料にするとあって、予約が殺到。申し込みサイトダウン後、楽天市場「楽天モバイル」店に申し込みサイトが移行し、ようやく申し込めたのが3月4日だ。
選んだ機種はもちろん「Rakuten Mini」。新色のクリムゾンレッドにしたかったが、残念ながら4月以降に販売を開始するとのことで断念した。
4月5日頃から楽天モバイルのSIMカードまたは端末とのセットが「発送完了」されたメールが届いているという噂をTwitterで見かけ、楽天市場の購入履歴内にある配送状況を確認したが、いつまで経っても「出荷準備中」から変わらない。
「もしかしたら、予約開始日に申し込めなかったから、配送が遅れるのでは……?」と疑心暗鬼になっていたが、楽天からのお知らせ用メールアドレスに「製品発送完了のお知らせ」メールが4月5日に届いていたのに4月7日に気づき、ほっと胸をなでおろす、というドタバタもあった。
そんなわけで、サービスイン初日にRakuten Miniと回線をゲットしたわけだが、同端末は物理ではなくeSIM。「SIMを別の端末に入れてみた」という検証ができないのが悔しいが、こればかりは仕方ない。
eSIM設定がはじめてのため、かなり手間取ってしまったが、実際は「START GUIDE」裏面にあるQRコードを読み込み、開いたサイトで楽天IDでログイン。しばらくすると申し込み番号詳細画面に「楽天回線の開通手続きを行う」ボタンが表示されるので、そのボタンをタップしてSIMデータをダウンロードして開通する。
さて、肝心のRakuten Miniだが、本体サイズが小さいおかげで、パッケージ自体もかなりのMiniサイズ。その中に、本体、充電ケーブル、5V・1Aの充電器、USB Type-C to 3.5mmプラグ変換ケーブル、注意事項説明書がセットされている。
本体下部の中央にはUSB Type-Cコネクターが、右角には最近では珍しいストラップホールが設けられている。コンパクトなので手から滑り落ちるということはなさそうだが、ネックストラップを取り付けられるのはありがたい。Rakuten MiniはNFC搭載でおサイフケータイにも対応しているので、首から下げておけば、支払いの際に便利そうだし。
ただ、サイズが小さいだけあって、内蔵バッテリーの容量も約1250mAhと少なく、全く触らずに一日放置しておいても50%減ってしまう。いざというときに使えないと困るので、毎晩の充電を忘れないようにしたい。
CPUがQualcomm Snapdragon 439/オクタコア2GHz+1.45GHz、RAM3GB、ストレージ32GBと、お世辞にも「高いスペック」とはいえないし、話題のクリムゾンレッドでもなかったが、それでも手にとった瞬間、日常使いにちょうどいいような魅力を感じられる端末であった。
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April 16, 2020 at 04:00AM
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話題の楽天モバイル UN-LIMITに申し込んで「Rakuten Mini」をゲット - ケータイ Watch
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