2020年12月12日 12時00分更新
アマゾンは「Amazon Fire TVシリーズ」に新機能を追加。「おうち時間をより快適」に楽しめるよう、UIを変更しメニューに「探す」といった機能が追加された。
Fire TVシリーズとしては、「Fire TV Stick」の最新モデルを2020年9月に発売。前モデルと比較して50%もパワフルになっており、フルHDの動画を素早くストリーミングで視聴したり、HDR、Dolby Atmosにも対応している。
また今回の新しいユーザーインターフェースは、この新モデルから順次対応し、旧モデルにも対応する。新しいUIのポイントは、より直感的にシンプルで使いやすく、さらにカスタマイズにも対応できるように考えて作られている。
ホーム画面はシンプルになっており、以前は画面の上の方にあったメインメニューを画面中央に配置。「探す」、「ライブ」、「ライブラリー」、「アプリ」項目があり、よく使われる機能に素早くアクセスできる。これにより、新しいしいコンテンツをもっと早く見つけられるようになっており、音声入力も活用してお気に入りのコンテンツアプリにも素早くアクセスが可能だ。
メインメニューから上の方にスクロールすると、おすすめの映画やテレビ番組を案内。画面の下側に表示されるメインメニューの選択と連動して表示が変わっていくという仕立てになっている。
新しく加わった「探す」では、FireTV上の様々なコンテンツやアプリを検索可能。「検索」を選択すると、音声認識もしくはタイピングからでダイレクトにそのコンテンツを探すことができる。それ以外にカテゴリーやジャンルでの検索にも対応。映画やテレビ番組、キッズ、ファミリーといった区分、あるいはアクションやサスペンス、ドラマ、バラエティ区分での検索も可能だ。
「ライブ」は今年の9月にローンチした機能で、ライブ配信中の番組だけを集めた画面になっており、ここから現在配信中のライブのコンテンツにアクセスできる。左上には、番組表も用意されていて、ニュース、スポーツ、テレビ番組といったように様々な内部コンテンツが区分ごとに選んで観られる。
また新たに「ユーザープロフィール」が導入されており、プロフィールごとに利用できるアプリや視聴可能なコンテンツ、ウォッチリストや視聴履歴など、さまざまな設定にアクセス可能。プロフィールの登録数は最大6件までとなっている。
アレクサへの対応も強化され、動画などのコンテンツ視聴時に邪魔にならないよう「パーシャルスクリーン」を採用。天気などの情報を画面下部に帯状で表示することで、画面全体を隠すことなく表示する。
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