平成筑豊鉄道(福智町)は、自転車を列車内に持ち込める「サイクルトレイン」の運行の検討を本格化させる。同社と沿線の直方、田川、行橋市の観光団体が、自転車と列車を組み合わせた観光の推進で連携することになった。新型コロナウイルスの影響で利用者が大幅に落ち込む中、新たな客層を開拓し、沿線の観光振興にもつなげたい考えだ。
沿線では、直方市と北九州市を結ぶ「直方北九州自転車道」が昨年11月に全線開通。同社と直方市観光物産振興協会は今年8月、直方駅と令和コスタ行橋駅間でサイクルトレインを走らせる実証実験をした。
同社と同協会、行橋市観光協会、田川広域観光協会、田川市観光協会は10月27日、実証実験の報告を兼ねた会議を田川市で開催。同社の河合賢一社長は、全36駅のうち21駅で自転車の乗り入れが可能だが、残り15駅については「段差や地下道、陸橋があり、自転車を担いで移動するのが難しい場合がある」などと説明した。列車内での自転車の破損防止、乗客の安全確保などの必要性も指摘した。
同社は今後、こうした課題への対応策のほか、曜日や時間帯で自転車の持ち込みに制限を設けたり、持ち込み料を徴収したりするかどうかなどを検討する。
会議では、自転車で楽しめる観光ルートの創設を目指すことなども確認。観光団体からは「『歩くのはきついが、自転車に乗ってなら散策してみたい』という観光需要を掘り起こせる」「福岡市や北九州市ではやっていない取り組み。先行してやる意味はある」など、サイクルトレインの運行に期待する意見が相次いだ。
年内をめどに2回目の実証実験を行う予定で、河合社長は「サイクルトレインの運行を一過性で終わらせず、継続できるようにしたい」と話している。
"サイクル" - Google ニュース
November 06, 2020 at 03:00AM
https://ift.tt/3jXYBa5
サイクルトレイン推進へ 平筑鉄道、沿線観光団体と連携 - 読売新聞
"サイクル" - Google ニュース
https://ift.tt/2CCNGzt
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "サイクルトレイン推進へ 平筑鉄道、沿線観光団体と連携 - 読売新聞"
Post a Comment