米Googleは12月7日(現地時間)、同社の「Nest」シリーズをはじめとする「Googleアシスタント」搭載のスマートスピーカーおよびスマートディスプレイで、米Appleの音楽サービス「Apple Music」をサポートしたと発表した。日本を含む5カ国でロールアウト中だ。
10月に発売した音声重視スピーカー「Nest Audio」やディスプレイ付きの「Nest Hub」などだけでなく、BoseやJBLなどのサードパーティ製スピーカーでもGoogleアシスタントを搭載していれば、Apple Musicを利用できる。
利用するには、まずApple Musicを使っているアカウントを「Google Home」アプリにリンクさせる必要がある(アカウントの追加や切り替えはGoogle Homeアプリの右上の自分のアイコンをタップして行う)。Apple Musicを追加するには、Google Homeアプリのメイン画面の左上の[+]→[音楽]→[Apple Music]→[アカウントをリンク]で音楽サービスにログインする。
Googleアシスタント搭載端末では、既に音楽サービスの「YouTube Music」、「Spotify」、「AWA」などが利用可能だ。競合する米Amazon.comの音楽サービス「Amazon Music」はサポートしていない。一方、Amazon.comの「Echo」シリーズなど「Alexa」搭載スピーカーは、2018年から(日本では2019年)Apple Musicをサポートしているが、YouTube Musicはサポートしていない。
なお、Appleのスマートスピーカー「HomePod」と10月に発売した「HomePod mini」でサポートする音楽サービスは今のところApple Musicのみだ。
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