ソニーモバイルコミュニケーションズは2020年8月26日、Androidスマートフォンの新製品「Xperia 8 Lite」を発表した。SIMロックフリーモデルとして、日本国内のMVNO(仮想移動体通信事業者)事業者が取り扱いを予定している。
Xperia 8のMVNO向けモデル、価格は3万円前後に
Xperia 8 Liteのベースとなる「Xperia 8」は、2019年10月にau、UQ mobile、Y!mobileの各ブランドが発売した。これに対してXperia 8 Liteは、国内のMVNO事業者向けモデルとの位置付けになる。
基本的な仕様はXperia 8を踏襲する。画面は6.0型、縦横比21:9のワイドディスプレイを搭載。背面には1200万画素と800万画素のデュアルカメラを搭載する。本体には3.5mmのイヤホンジャックも搭載する。
主な訴求点には、情報量の多いワイドディスプレイ体験、デュアルカメラによるSNS映えする写真や動画撮影、有線ヘッドフォンを使えるイヤホンジャック、バッテリー駆動時間の長さや寿命を伸ばす充電機能を挙げている。
プロセッサーは米Qualcomm製のSnapdragon 630、メモリーは4GB、ストレージは64GBで、最大512GBのmicroSDによるストレージ拡張に対応。防水・防塵性能も備える。
本体背面のアイコンは「NFC」となっているものの、FeliCaを搭載しており、おサイフケータイを利用できる。
Xperia 8との違いとして、Xperia 8 Liteでは音楽CDや圧縮音源の音質をハイレゾ相当に高める「DSEE HX」に非対応となっている。Xperia 8では最大4色を展開する本体カラーは、Xperia 8 Liteではブラックとホワイトの2色のみとなる。
Xperia 8 Liteのバッテリー容量は2870mAhで、Xperia 8の2760mAhとは異なるものの、これは表記基準を見直したためで、バッテリーの仕様に変更はないとしている。OSはAndroid 9だが、ソニーモバイルによればAndroid 10へのアップデートを早期に提供するという。
販路は国内の各MVNO事業者を予定しており、ソニーストアでの直販はしない。想定販売価格は3万円前後(税込み)になる。
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August 26, 2020 at 09:38AM
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ソニーモバイルがMVNO向けSIMフリー「Xperia 8 Lite」発表、3万円前後 - ITpro
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