2019年12月17日21時35分
【北京時事】中国国営中央テレビによると、中国初の国産空母が17日、海南島・三亜の軍港で就役した。同日の就役式には習近平国家主席(中央軍事委員会主席)が出席。中国にとっては旧ソ連製の船体を改修した「遼寧」に次ぐ2隻目の空母で「山東」と命名された。
就役式後、人民服姿の習氏は乗員らに空母建設の成果を評価し「さらに努力し党と人民のために功績を上げる」よう指示した。海軍力を象徴する国産空母の就役は米国に軍事的に対抗する姿勢を改めて示すものとなる。習氏は建国70周年の記念の年に自らが掲げる「強軍」路線の進展を誇示した形。ネット上には「すごいぞ、わが国」などの書き込みが相次ぎ、祝賀ムードに沸いた。
国産空母は遼寧(排水量5万トン級)を基に設計。動力は通常型で、2013年11月に遼寧省大連で着工した。17年4月に進水し、18年5月から試験航海を開始。9回目の試験航海で今年11月17日に台湾海峡を通過後、南シナ海に向かった。
遼寧が搭載できる艦載機は24機だが、国産空母は少なくとも36機に増えるなど改良が施された。ただ、60機以上の艦載機を搭載する米国の空母に比べると少ない。
2019-12-17 12:35:00Z
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