昨日掲載した「光感受性発作」についての注意喚起の記事にも出てきた「エンドユーザーライセンス同意書」だが,原色の黄色に黒い文字で書くという,法的拘束力を持つ文書とは思えない目がチカチカするような配色であることがまず特徴として挙げられそうだ。さらにユニークなのは,ところどころに「要約バージョン」が盛り込まれていることで,これは,「ナイトシティ在住の生粋のサイバーパンクが書いてくれたもの」とのこと。もちろん,「重要かつ法的拘束力を持つのは、左側の全文の方です」という但し書きもあるが,「スーツでおめかしした弁護士どもが、わかりきった説明を入れやがっただけだ」などと書かれた右側ばかり読んでしまうのは仕方ない。
発売の段階で,すでに「二次創作」という項目を用意し,「ファンコンテンツガイドライン」のページにリンクしているのも個性的と言えるかもしれない。二次創作のガイドラインは,「サイバーパンク2077」だけでなく同社の「ウィッチャー」シリーズなども含めた包括的な内容になっているが,「商業目的での利用禁止」「『非公式』であることを明示する」といった,いくつかの“ゴールデンルール”を定めたうえで,どのような種類のファンコンテンツを作れるのか,注意すべき点はどこかといった細目が述べられている。二次創作が現代のプロモーションにおいて重要であることを認めつつ,守るべきものは守るという雰囲気で,このあたりもCD PROJEKT REDらしい気がする。
というわけで,「サイバーパンク2077にインスパイアされたクールな作品を作りたい」という人は,思わず読み込んでしまうパンクな「エンドユーザーライセンス同意書」を確認してほしい。
からの記事と詳細
https://ift.tt/2JHHBJq
科学&テクノロジー
Bagikan Berita Ini
0 Response to "「サイバーパンク2077」,エンドユーザーライセンス同意書に二次創作についてのガイドラインを記載 - 4Gamer.net"
Post a Comment