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ASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone 3」、9月26日に日本発売 - Engadget日本版

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ASUSはゲーミングスマートフォン「ROG Phone 3」を9月26日に発売します。ROG Phone 3はASUSのゲーミングスマホ第3弾となり、今回も現行最高レベルのスペックかつ、豊富な機能を備えたモデルに仕上がっています。

既に海外発表されている製品ですが、本記事では日本発売にあたって改めて「ROG Phone 3」の注目すべきポイントをご紹介します。まず簡単にROG Phone 3の特徴をまとめると……。

  • クアルコムの最新SoC「 Snapdragon 865 Plus」を搭載

  • 外付けファン「AeroActive Cooler 3」で冷却

  • ディスプレイのリフレッシュレートは144Hz、タッチレイテンシーは25ms

  • バッテリー容量は6000mAhで「PUBG Mobile」を最大9時間プレイ可

  • 横持ち時にL1/L2 やR1/R2のような操作ができる進化した「AirTrigger」を装備

  • ROG Phone IIとほぼ同じサイズだからアクセサリの互換性アリ

  • メインカメラのセンサーには64MPのSONY製「IMX686」を搭載

  • 広角、ポートレート、美肌効果もバッチリ

順に確認していきましょう。

スペック

ROG Phone 3はクアルコムの最新SoC「Snapdragon 865 Plus」を搭載しています。現行の「Snapdragon 865」の性能向上版という位置付けで、CPUの最大動作周波数が10%向上し3.1GHzに、GPU性能も10%向上しています。さらに、Wi-Fiの最大通信速度が1.7Gbpsから3.6Gbpsに向上しています。

関連記事:Snapdragon 865 Plus発表、今年後半のフラグシップスマホに搭載

加えて、新設計された冷却ファン「AeroActive Cooler 3」が付属します。クリップのように本体に取り付けることで高負荷のゲームをプレイする際などに発生する熱を効率よく逃してくれます。ASUSによれば、AeroActive Cooler 3を装着することでCPU周辺の部分に相当する本体背面の表面温度が4度低くなるとのこと。また、3.5mmのイヤホンジャックと、自立できるスタンドも新たに備えています。

▲自立させた状態。動画視聴はもちろん、スマートフォンから手を離すマッチング中などに重宝しそうです。

ディスプレイは6.6インチで、リフレッシュレートは144Hz、タッチレイテンシーは25ms、スライド操作時のレイテンシーは18msを実現。加えて低ブルーライトの加工も施されています。

また、ゲームプレイで気になるのはバッテリー。5Gに対応して前モデルと同じサイズを維持しながらもバッテリー容量6000mAhを確保。省電力面でもアップデートが施されており「PUBG Mobile」で最大9.2時間、「アスファルト9」で9.6時間、「Call of Duty Mobile」で最大9.3時間プレイ可能とのこと。充電用には30Wのハイパワーチャージアダプターが用意されています。

さらに安定した通信を実現するために4つのWi-Fiアンテナを搭載しています。これは、ゲームプレイ時に横持ちや普段使いの縦持ちといった様々な持ち方を想定し、本体の向きに関係なく電波を拾う為の工夫だそうです。

▲メモリ容量違いで2モデルが展開される予定です。

AnTuTuのベンチマークランキングでは記事執筆時点(9月23日)では首位に立っています。ASUSから借用したROG Phone 3(16GBモデル)のサンプルにて計測したスコアは「638592」 でした。

ゲームプレイ

シューター系タイトルなどの射撃ボタンを割り当てることができ、コンシューマー機などのコントローラーと似たポジションでの操作ができる「AirTrigger」機能もアップデートされ、「AirTrigger 3」に。これまであったタップ操作とスライド操作に加えて4つの操作が可能になります。

追加されたのは、センサーを作動させない「フィンガーレスト」、すばやくタッチを移動できる「スワイプ」、 コントローラーでいうL1/L2 や R1/R2のような使い方ができる「デュアルパーティション」、センサー押し込みで連打ができる「連続タップ」。

快適なゲームプレイをサポートする「Game Genie」という機能もあります。ゲームプレイ中にスワイプで機能を呼び出して、「リフレッシュレートの変更」「通知のブロック」「スクリーンレコーダーの開始」「バックグラウンドの使用されなくなったRAMを解放」などの操作が行えます。

アクセサリ

本体に加え、ROG Phone 3用アクセサリについての発表もありました。注目すべきは、ROG Phone IIのサイズを踏襲しているためAeroActive Cooler以外すべてのアクセサリに互換性がある点。なので、ROG Phone IIを所有していた方は、揃えていたアクセサリを引き継ぐことができるのです。

ROG Phone IIで展開されていた豊富なアクセサリ群については下記の記事をご参照ください。

関連記事:「Switch」+「DS」!?専用アクセで「ROG Phone II」はスマホじゃなくなった

▲ROG Phone IIと「TwinView Dock II」「ROG Kunai Gamepad」の組み合わせ。
▲前モデルとのアクセサリの互換表。日本で販売されないアクセサリもあります。

「ROG Kunai 3 Controller」はNintendo Switchっぽい見た目になる専用コントローラー。前モデルはKunaiという名の通り角ばっていましたが、今回は丸みを帯びた持ちやすい形状へと変更されました。各ボタンは正確性や遅延、触感などのアップデートが施されています。付属品と組み合わせて3通りのプレイスタイルで遊べます。

▲コントローラーのみのモード。ボタンの硬さやジョイスティックの質感など、ハードのアップデートを経て本当に完成度が上がってきています。
▲Nintendo Switchと並べてみました。少しだけ横幅はありますがほぼ同じサイズ感です。

カメラ

ROG Phone 3はカメラ機能についても抜かりありません。リアのメインカメラのセンサーには64MPのSONY製「IMX686」を搭載。加えて、13MPで125度の広角カメラ、そしてマクロカメラを備えた3眼仕様となっています。撮影した作例を紹介します。

▲8倍までズーム可能です。
▲125度の広角カメラ。左の作例は標準でズームせずに撮影、右は広角撮影。何気ない風景撮影もダイナミックに!
▲標準でズームせずに撮影。
▲広角で撮影。
▲ポートレートモードで撮影。境界線に違和感を出さず被写体を生かして周りをボケさせてくれます。
▲インカメラは24MP。10段階で美肌効果を付与できます。無補正(左)と美肌10段階MAX(右)を並べてみました。ツルンツルンになっていますね。こちらは程よく調整した方がいいでしょう。美肌効果なので顔に浮かぶ疲労感は補正できないようですね……。

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