2019年11月20日23時05分
【エルサレム時事】イスラエル軍は20日、声明を出し、シリア領内にあるイランの軍事関連施設など数十カ所を空爆したと発表した。19日にシリアからイスラエルに向けてロケット弾が発射されたことへの報復。ネタニヤフ首相は「われわれを傷つける者は、誰であろうとわれわれが傷つける」と強調した。
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空爆はダマスカス郊外やイスラエルの占領地ゴラン高原付近のシリア領内などで実施され、イラン革命防衛隊の精鋭組織「コッズ部隊」やシリア軍の関連施設が標的になったという。イランはシリア内戦でアサド政権を支援し、軍事要員をシリアに派遣している。
在英のシリア人権監視団によれば、空爆で多数の外国人を含む戦闘員21人が死亡。一方、シリア国営通信は、空爆で民間人2人が犠牲になったと報じた。同通信はイスラエル軍機の攻撃の大部分について、標的への着弾の前に破壊したと主張している。
イスラエル軍によると、19日にはシリアからロケット弾4発の発射が確認され、すべて迎撃した。イスラエル軍はイランが発射に関与したとみている。
2019-11-20 14:05:00Z
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